昨日に続き、週末のイベント情報です。
富士山の登山シーズンもあっという間に終わりを告げようとしております。そのお山終いとして日本三奇祭の一つと言われている「吉田の火祭り」があります。毎年8月26日27日開催となっておりメインストリートに並ぶ70体ほどの松明が街を火で照らすというのか、火で包むというのか、、、危険な祭りではありませんよ。
富士吉田市上吉田にある北口本宮富士浅間神社の祭神は木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)と説かれています。『古事記』上巻の神話では、邇邇芸命(ににぎのみこと)との一夜の交わりで妊娠した木花開耶姫命は、邇邇芸命に疑われ身の証しをたてるために出入り口のない産屋をつくり室内を壁土で塗り、その産屋に火を放ち燃えさかる火中で、無事三人の子を産んだと伝えられています。そのため、浅間神社の祭神の神徳(しんとく)は火伏(ひぶ)せ・安産・災厄除け・産業守護などといわれています。そのことから火祭りの起源は、猛火の中で出産した木花開耶姫命の故事になぞらえて火を焚くのだといわれているそうです。
北口本宮富士浅間神社は荘厳な空気に囲まれたとても気持ちの良い神社です。こちらもゆっくりお参りされると良いと思います。
ぜひ山梨にお越しの際はお立ち寄りくださいませ。
吉田の火祭りに関しましてはこちらを参考にしてくださいませ。